日本サッカー協会とキリンホールディングス株式会社（社長COO 南方健志、以下キリン）は9月21日(土)、栃木県那須烏山市で「＜JFA×KIRIN＞キリンフレンドチャレンジカップ」を開催します。このイベントは、サッカーを通じた”つながるよろこび”を届けることを目的に開催しているもので、昨年10月に東京都利島村立利島小学校で開催したイベントに続き、今回で2回目となります。

今回の開催にあたっては、「日本サッカーを応援する自治体連盟」※加盟の435市区町村に呼びかけて参加を募り、応募があった全ての自治体にヒアリングを実施。その中から少子高齢化が進む栃木県那須烏山市と全国で2番目に小さな市である東京都狛江市とともに開催することとなりました。狛江市の小学生が、那須烏山市の中で全校児童51人という境小学校を訪れ、同校の児童たちと親睦を深めます。ゲストとして元サッカー日本代表の松井大輔さん、元サッカー日本女子代表の岩渕真奈さんが参加し、さまざまなプログラムを通じて子どもたちと交流します。

近年の少子高齢化により、日本の人口は一貫して減少傾向にあります。中でも過疎地域の人口は、都市部への人口流出などを背景に全国と比較しても減少率が大きくなることが予想されており、地域コミュニティーの活性化が喫緊の課題となっています。こういった社会課題を解決するべく、人口減少などの地理的条件によって“つながる機会”が限られている子どもたちがサッカーを通じて新たな仲間とつながるよろこびや地域交流を体感できる場として、この「キリンフレンドチャレンジカップ」を始動させました。

前回はあいにくの天候で、利島村を訪れる予定だった東京農業大学稲花小学校の児童らが現地に行くことができず、オンラインでの交流となりましたが、子どもたちは画面を通して「好きなこと」や「将来の夢」などについて語り合いました。一方、利島小では、元なでしこジャパンの阪口夢穂さんと岩渕真奈さんが子どもたちとミニサッカーやPK対決を実施。最後に子どもたちはそれぞれ思い出を絵や作文にして発表しました。奇しくもオンラインと対面での交流になったことで、直接つながることの素晴らしさや新しい友だちができることの喜びなどが実感できるものとなりました。

※サッカーを通じた地域の活性化や自治体間の交流と連携強化を目的とする団体

JFAとキリンは、これからもサッカーを通じて人と人の新たなつながりを創出していくとともに、子どもから高齢者までたくさんの笑顔をつくり、日本中を元気にしていきます。